このページの本文へ このサイトのメインメニューへ
言語切替メニュー

RICOH imagine. change.

リコーインダストリー株式会社

このページの本文へ ここからこのサイトのメインメニュー Menu
現在地

Share

ここから本文です

キーパーツ生産のデジタルマニュファクチャリング事例

画像:キーパーツ生産のデジタルマニュファクチャリング事例

インクジェットヘッド生産でのデジタルマニュファクチャリングの目指す姿

産業用・商用印刷分野では高精細な印刷が求められており、高画質を実現するためにインクジェットヘッド生産ではミクロンオーダーの高精度な加工・組立を行っています。デジタルマニュファクチャリングを活用し、ビッグデータ解析やAI技術によって生産ばらつきを制御することで、更に高い品質を実現しお客様提供価値の向上を図ります。

画像:厚木事業所 古閑 健太郎

厚木事業所 小沼 洋介

デジタル化でミクロンオーダーのばらつき制御に挑戦

インクジェットヘッドの吐出性能は、お客様の印刷品質に大きく影響します。吐出性能は部品精度と組立精度によって決まるため、高精度なモノづくりが求められます。
ただ部品加工精度や組立精度には限界があり、また一般的に高精度になるほど製造コストが上がります。そのため高精度と低コストを両立させる課題に対して、デジタルマニュファクチャリング技術による解決に取り組んでいます。
ミクロンオーダーの違いを可視化し、その違いが吐出性能にどう影響するかをモデル化して、AIを活用したアルゴリズムによって吐出性能を最大化させる部品組合せを決定することで、吐出性能ばらつき低減を実現しており、更なる制御に取り組んでいます。

事例紹介

生産ラインで計測・評価・制御を実現することで製品品質を向上させると共に、不良発生の予兆管理・未然防止を図っています。

計測:部品寸法の高速・高精度な計測を実現

画像:計測:部品寸法の高速・高精度な計測を実現

概要:生産工程に計測工程を組み込み、最終特性である吐出品質に影響する寸法データを全数データ化

  • 高精度接着接合技術
  • 高精度部品位置決め技術
  • 高効率加熱技術
  • ロボット活用による高効率組立技術

評価:量産ビッグデータ解析により部品寸法と吐出特性の関係をモデル化

画像:評価:量産ビッグデータ解析により部品寸法と吐出特性の関係をモデル化

概要:ビッグデータ解析によりミクロンオーダーの寸法変化が最終品質である吐出特性にどう影響するかを評価しモデル化

  • データ可視化技術
  • データ解析技術

制御:部品の組合せを制御することで部品高精度化に頼らずに吐出性能を向上

画像:制御:部品の組合せを制御することで部品高精度化に頼らずに吐出性能を向上

概要:モデル化したルールから吐出特性ばらつきが小さくなるよう部品の組合せを制御

  • 部品組合せ最適化技術
  • FF/FB制御技術